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イランイラン −香りのイメージワーク−
 イランイラン
 英  名:Ylang Ylang
 学  名:Cananga odorata
 科  名:バンレイシ科  
 抽出部位:花
 
 「熱帯の気候に育つこの植物は・・・いかにもエキゾチックな南国を感じさせる温かみ のある香りで、心をうきうきと快活にさせてくれます。このためか、イランイランの名 は「花の中の花」という意味を持っているのです。」
 (アロマテラピー検定テキスト1級 2005年5月改訂版 (社)日本アロマ環境協会発行 より引用)

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 この香りを形容する言葉は、もったり、まったり、ねっとり、むわぁとした、少しこくのある、むせかえるような、です。最初の印象は濃厚なのですが、斜め三十度くらいの鋭さのつうんとした刺激があります。

 この香りをかいで人物をイメージしたときに思いついたのは、叶恭子さんでした。肉感的な華やかさから連想したのかもしれません。

 イランイランを感じさせる女性は身がばっちり入った、めりはりある体型です。どちらかというと太めです。年齢は不詳です。二十代にも見えるし、落ち着いているからでしょうか、三十代半ばくらいにも見えます。あまり背は高くありません。

 陽気な丸顔のまわりには豊かな黒髪が長くウェーブをうっています。肌は浅黒く、まゆは黒くはっきりしています。あまり化粧気はなく、唇だけが少し濡れたようなブラウンで描かれています。でも彼女の意志を持った大きな瞳が黒曜石のように輝いているので、それでじゅうぶんです。今は小さな金のピアスを耳につけていますが、耳元に蘭やハイビスカスをさすのも似合うでしょう。

 彼女は朱色に大きな白の水玉を散らしているワンピースをきています。デザインは胸が大きく開き、肩も出ています。肩から胸元はたくさんのフリルが重なっています。ウエスト部分はダーツをとってぴったりとさせています。スカートは少し長めのマーメイドになっていて、生地がとろんとしているので、彼女が歩くたび、彼女のしっかりした筋肉の動きがわかります。でも猥雑でなく、健康的なセクシーさです。足は素足。足首につけている金のアンクレットがよく似合います。

 彼女は日本よりずっと南のほうにある暑い国に住んでいます。住んでいる場所は都市ではなく、地方です。けだるい昼下がり、みんな昼寝をしているときに、彼女はテラスの手すりに腰掛けて縫い物をしています。彼女の母親に贈るための洋服を作っているのです。お誕生日に驚かせようとして、昼寝の時間を少しさいて、こっそり作っています。小声で歌を歌いながら、彼女は針を動かしています。母親の誕生日には町で働く兄弟が帰ってきてささやかですが、お祝いの会を開きます。彼女はそれをとても楽しみにしています。

(1999年記)
| 香りのイメージワーク | 08:43 | - | - | pookmark |

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